今回は損害調査への転職について記事を書いていきますね。
損害調査への転職を考えたときにこんな悩みが出てくると思います。

- 損害調査って具体的にどんな仕事なの?
- どんなスキルが必要なの?
と、疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事となっています。
なぜなら、これから実際に損害調査に転職を成功された方にインタビューし、その経験について紹介してもらいます。
損害調査の仕事や必要なスキルについて具体的に記載していきます。
この記事を読み終えることで、損害調査のお仕事と、未経験からでも働ける理由について理解を深めることができるでしょう。
損害調査員の仕事内容
損害調査(アジャスター)係の仕事内容九州トラック交通共済協同組合での、損害調査係の仕事の内容は、九州トラック協会に属する組合員(運送会社)法人を、対象としたいわゆる『自動車保険』の事故処理を担当する損害調査と、それに付随する交渉業務です。
対応する共済種目は、対物賠償事故の調査が私の業務でした。
例えば、契約者(組合員)が第三者の車に接触し損害を与えた場合、第三者の車の損害を調査するのが、損害調査係の業務となります。
対人事故(いわゆるケガ)については、別の担当者になります。
業務の流れとしましては、契約者(組合員)より事故の報告を受け、事故受付を行います。
次に相手の車が修理のため入庫した、修理工場に立会調査に伺います。
そして損害確認を行います。その際、損害状況を写真に撮ります。
そして、会社に戻り、査定オンラインにて、損害の金額を算出致します。
後は、加害者と被害者の事故の状況申告に相違がない事を確認して、過失割合を判例タイムスを活用して算出致します。
過失割合が決定したら、示談書を取り付けます。
示談書が揃ったら、損害額のうち、契約者(組合員)が負担すべき過失割合分金額を、修理工場に支払います。
と、こういった業務になります。
損害調査の将来性
九州トラック交通共済協同組合の損害調査係の将来性を考えた場合、どちらかというと将来性は無いと思います。
損害保険会社に、この職種があるのですが、但し、損害保険会社の正社員ではなく、別会社の損害調査職員としての雇用形態になりますので、給与所得や福利厚生の関係で厳しい状況にあります。
正社員よりハ-ドな労働条件なのに、待遇面では厳しいのです。
更には、PC,スマホ等の普及やドローンの活用等から、損害調査職員は以前のように、実際に立会調査をするケースが、相当に減少しているのです。
損害保険会社や共済協同組合が割り切れば、修理工場さんと契約してカメラ等を活用して損害調査をする事も可能となります。
そうなれば、必ずや人件費削減の運びとなってくるのは間違いなしです。
損害調査に転職するための必要なスキル
損害調査(アジャスター)に転職するための必要なスキルこの職種につこうとする場合、自動車の構造や部品等の名称、一般価格等は知っておく必要があります。
ちなみに、見習技術アジャスターの試験で出題される問題のレベルは、「3級自動車整備士資格試験」及び「自動車車体整備士資格試験」程度とされています。
2016年度の合格率約3割です。
資格の入り口としては、高いハードル設定になっています。
しっかりと試験勉強をしないとnoという事だと思います。
特殊車アジャスターという職種もあります。
特殊車アジャスターは、建設機械などの様に特殊な構造や用途の自動車が起こした事故の調査をする為の資格です。対象の自動車が違うだけで、実際の業務内容は技術アジャスターと変わりません。
前述したように、アジャスターは業務の1つとして事故の損害額を調査します。
事故車両を実際に見て修理費用を見積もる事もあれば、画像だけで見積もる事もあります。
その業務の一環として、ディーラー等の修理工場が出した修理費用の見積の査定も行います。
その金額がアジャスター本人が見積もった金額と比較して妥当なものなのか、という事をチェックするんです。
そして、両者の金額に開きがあれば、修理費用の交渉をアジャスター・修理工場間で行うのです。
損害調査への転職理由
前職が損害保険会社の総合職だった事から、キャリアを活かし、経験値を最大限活用して、ハンデを感じずに日常業務に邁進できると思った事が、一番の理由になります。
バランスや経営状況については、知らなかったので、会社訪問、面接でしっかり質問をして把握しようと思いました。
損害調査に転職した時に上手くいったこと
損害調査(アジャスター)係に転職して上手くいったこと私は前職が大手損害保険会社の総合職、所属部署は、損害調査部火災新種課…、14年間勤務しました。
火災保険・新種・傷害・医療保険等を担当していました。
原因調査から損害調査、損害額算出、協定までこなしていました。
自動車保険以外の保険を全て担当する部署なんです。
まずは、その職務経歴が十分に活かされた事は確かです。
建物の構造や部材の名前、修理方法や一般的な金額を習得。地震保険の事故処理、交渉、示談、協定、ケガや病気の簡単な治療法や身体部位の名称等を習得していた事。
これらは担当者としての評価を上げるのに役立ちました。
また、前職での役職が“課長代理”出会った事は、管理者としての評価をされました。
あとは、行政書士試験に合格していた事も、大変評価されました。
損害調査に転職した時に失敗したこと
損害調査係として採用され、私が配属されたのは、地方都市の支所でした。
これは私の今回の転職において、最大のデメリットでした。
支所の職員は、担当者である私とサ-ビス業を60歳で退職した所長で、交通事故や保険(共済)など全く未経験な人物だったからです。
担当は営業でした。保険(共済)について未経験だけならまだ良かったのですが、この所長は、人と交渉する事や折衝する事が出来ない人だったのです。
相手が、大声で怒鳴っていたりすると、何も言えなくなるのです。
そのため、電話を全く取らないんです。
また、契約者(組合員)さんの所で、共済の事や事故の相談等で問合せを受けると、すぐに私に電話をかけてくるような人だったのです。
契約の件数、事故受付の数にしてもめちゃくちゃ少ないのですが、毎日、めちゃくちゃ電話対応に私だけが追われる職場でした。
会社にブラックであると感じることは無いですが、やはり人付き合いには運はありますね….
あなたにオススメ!
もし現在、転職エージェントを探しているのであれば、以下の転職エージェントがお勧めですよ。
年収1000万以上の求人も多数募集しているクローズドな転職エージェント『Life Career Vision』さんです。
①あらゆる業種に特化したキャリアコーディネーターが在籍
総求人数約2000件、年間面談数も350件以上の各業種に特化した専任のキャリアコーディネーターが待機している転職エージェントです。
②書類審査でも求人企業の採用担当者と直接交渉を行います!
転職エージェント側の判断で、応募者の経歴が募集要項に合っていなくても、求職者様の人柄など書面では分からない点を企業に伝える事により、書類審査通過率が高くなる場合があります。
③担当者にしかわからない企業の採用情報を事前にお伝えできます!
希望する企業の過去の面接事例や質問されるポイント、面接官の人柄や企業が求めているどんな人物像や今までにどんな採用をしているのかなど、担当者にしかわからない企業の採用情報を事前にお伝えできます。
この記事を見ていただいた方だけにご紹介している転職エージェントです。
転職サポートに興味がある方はこちらからどうぞ!
※以下の非公開パスワードをご使用ください。
PASS:AA1831
コメント